◆現地第5日目:3月17日(日)
<ケンブリッジ大学学生とのセッション:「エンパワーメント・プログラム」>
<ケンブリッジ大学学生とのセッション:ディベート>
教室で待っていてくれたケンブリッジ大学の学生たち、本日も1名のキャンセルが伝えられていましたが、早速に代わりの学生手配が間に合い、予定通りの5名が来てくれたのは本当に良かったです。
さて、準備を整えた生徒たちが席に着き、学生リーダー同士の簡単なブリーフィングを終えるとすぐに、セッションはスタート。5名の学生(Hogai、Maximilian=Max、Emily、そして昨日も来てくれたDaniel&Maggie)からの軽快な自己紹介と二日間の目的共有に、生徒たちの気運も高まり、この3日間で得た成果の一つなのでしょうか、英語スピーカー風のぎこちないリアクションを返す様子がまた微笑ましいものでした。 アメリカ出身で英文学を専攻するHodai(Ms)、ドイツ出身で心理学を学ぶMaximilian(通称Max /Mr)、で国際政治を学ぶMaggie(Ms)は中国出身、そして数学と物理を学ぶDaniel(Mr)と考古学を学ぶEmily(Ms)はともにイギリスの出身です。Hodaiは元小中レベルの教師の経験もあり、生徒へのわかりやすい投げかけ、アテンションを引く話ぶりは抜群で、彼女を中心に、しかし都度パートを担当するリーダーはローテーションしつつ、午前のセッションが進められていきました。誰が担当しても、あるいは急にふられてもすぐに場の流れや雰囲気を汲んで対応、適応できる力、関心を引く話題提供、注意を引き寄せる話ぶり、グループ内で意見をまとめ誘導する力、そして笑いをしっかり交えるセンス、あまりに自然に進められるため生徒たちは感じていないかもしれませんが、このような“振る舞い”にこそ、リーダー像を見てほしい、考えてほしいと強く感じます。