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 (since 18.June.2018)

学校長より

社会のリーダーとなる人材の育成を目指して

 本校は、1877年(明治10年)に創立され、今年で144年目を迎えます。卒業生総数は、約3万6千名を数え、各界で活躍しています。各学年7クラスの合計21クラス、834名の生徒が学んでいます。

 校訓である「質実剛健」、「気宇雄大」の精神を常に念頭に置き、社会のリ-ダ-となる人材の育成を目指し、学業はもとより、部活動や学校行事に積極的に取り組んでいます。
 現在、文部科学省からSSH(ス-パ-サイエンスハイスク-ル)の指定を受け、長い歴史の中で作り上げてきた独自の教育システムとSSHの新たなシステムをバランスよく融合させ、将来の国際的な科学技術人材の育成にも当たっています。

 前橋高校では、心身ともに逞しく、夢・理想を追い求める「前高(まえたか)」生を力強く応援しています。

校長 二渡 諭司

 

入学式式辞

令和3年度入学式 式辞

 本日ここに、同窓会、PTA、母の会の各会長様をはじめとするご来賓の方々、並びに保護者の皆様をお迎えし、令和三年度群馬県立前橋高等学校の入学式を挙行できますことを、本校の教職員を代表いたしまして、厚く御礼申し上げます。
 ただいま、入学を許可いたしました二百八十名の皆さん、入学おめでとうございます。
 また、今日まで、新入生を様々な面で支えてこられた保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。心からお祝い申し上げます。
 新入生の皆さんは、今日まで、ご両親を始めとするご家族、友人、小中学校の先生など多くの人に支えられながら成長し、県内随一の前橋高校を自ら選択し、厳しい選抜試験を突破し、本日こうして本校で学ぶことを許可されました。本校は、明治十年の開校以来、今年で創立百四十四年を迎える、県下で最も長い歴史を持つ伝統校です。卒業生は、三万六千名を超え、国内外の各界において活躍する人物を数多く輩出しています。「質実剛健」「気宇雄大」の校訓のもと、学習面においても部活動においても県内はもとより全国に誇れる拠点校としての地位を不動のものにしてまいりました。皆さんには、選ばれて入学したことの責任を自覚し、「前高健児」として、たくましく、そして誠実に、志を持って、本校の生活に臨んでもらいたいと思っています。
 さて、皆さんは、中学校時代まで、この前橋高校をどのような高校とイメージしていたでしょうか。中学生の声を拾うと、勉強ばかりしている学校とのイメージを持っている人が少なからずいるようです。本校は勉強、すなわち学業をもちろん大切にしています。皆さんは、ほぼ全員が大学進学を希望していると思いますが、進路希望の実現のために学力の向上は欠かせないことです。また、基礎学力に裏付けされた幅広い知識がなければ柔軟な思考力や判断力、表現力が養えません。教職員も全力で応援しますので、皆さんも全力で取り組んでほしいと思います。
 しかし、皆さんには学業のみ、希望する大学への合格のみを望んでいるわけではありません。本校は、理想を追求し、自ら未来を切り拓きながら、将来社会のリーダーとなって活躍する人材の育成を目指しているからです。そのために、学業はもとより、部活動や学校行事に積極的に取り組んでほしいと思っています。本校には「3兎を追え」という言葉があります。3兎とは、学習と部活動、学校行事のことです。元々は「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざで、「二つのことを同時に成し遂げようとしても、結局どちらも失敗に終わるということ」ですが、あえて本校では、学習と部活動、学校行事の三つのこと全てに全力で取り組んでほしいと考えています。何事にも全力で取り組み、失敗を含めた様々な経験を積み、その経験から学ぶことによって、確かな学力、豊かな人間性、健康・体力をバランス良く養ってほしいと考えています。決してぬるま湯につかるような高校生活ではありませんが、皆さんには、今ここに集う多くの仲間がいます。目標の達成に向かって自分の限界に挑もうとしているこの仲間たちと、ともに支え合ってゴールを目指し、充実した達成感のある高校生活を送ってほしいと願っています。
 昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で、多くの制約を受けた一年になりました。現在でもまだまだ収束を見通せる状況にはありません。しかし、感染防止対策を徹底し、新しい生活様式の中でも可能な限り充実した高校生活を送ってほしいと思っています。新入生の皆さんが、「前高生」として自信と誇りを持ち、前橋高校での生活に闘志を抱き、一人一人の夢に向かって、自ら磨き、鍛え、成長していくことができるよう祈念しています。
 結びに、ご来賓並びに保護者の皆様に、本校の教育活動に対する特段のご支援・ご協力をお願い申し上げ、式辞といたします。

 令和三年四月八日       
群馬県立前橋高等学校   
校長   二渡 諭司   
 

卒業式式辞

令和2年度卒業式 式辞

 本日ここに、同窓会、PTA、母の会の各会長様、並びに保護者の皆様をお迎えし、群馬県立前橋高等学校の第七三回卒業式を挙行できますことを、本校の教職員を代表いたしまして、厚く御礼申し上げます。
 ただいま、卒業証書を授与いたしました二七八名の皆さん、卒業おめでとうございます。そして今日まで、御子息を様々な面で支えてこられた保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
 皆さんが、本校に入学してから、早三年が過ぎようとしています。学習や部活動、学校行事、その他校外の活動と、充実した日々を送ってきたことと思います。しかし、最後の一年間は新型コロナウイルス感染症に翻弄されました。ごく限られた地域の出来事であった感染症が、瞬く間に世界中を巻き込み、あらゆる面で制約を余儀なくされました。学校では、昨年度末から続いた臨時休業が三ヶ月間にも及び、部活動をしている三年生にとって集大成となるはずの大会は、多くが中止となりました。コロナ禍の中、受験生として、部活動の中心として気持ちをコントロールすることは、さぞかし大変だったことと思います。この一年間は、私達にとって非常に苦しい一年でした。つらい経験をし、持って行き場のない思いを持て余すこともあったことと思います。最適解を導き出すことは容易ではありませんでした。しかし、歴史を振り返ってみると、戦中戦後の混乱期はもちろん、いずれの時代も多くの困難がありました。今でも日本で、そして世界中でコロナ以外にも課題は山積しています。私達はこの一年間の全ての経験を、前に進む力としなくてはなりません。「質実剛健」「気宇雄大」たる人物は正にここにいる皆さんのことです。この経験を糧に、前を向いて着実に歩んでいきましょう。
 さて、現代は、グローバル化や情報化が進み、ある一つの出来事が瞬く間に広範囲に伝わり、他のことと相互に影響し合って複雑化し、先を見通すことが益々難しくなってきています。このような時代に社会をリードしていく皆さんには、広く薄っぺらな知識だけではなく、一つのことだけに特化した専門性だけではなく、「基礎学力に裏付けされた幅広い知識と、それを基盤とした高い専門性」が必要です。そして、しなやかで強い意志、粘り強さやコミュニケーション能力等の人間力も益々求められるようになってきています。皆さんは、正にこのような力をつけるために、この前高で三兎を追ってきたのです。
 皆さんは、この高校生活を通して、どれくらいの失敗や荒波を乗り越える経験をしてきたでしょうか。三年間の出来事を思い浮かべてみると、学習や部活動でのスランプ、友人関係、コロナ禍でのつまずきなど、多くの事が思い出されると思います。しかし、失敗や荒波を乗り越えた経験の数だけ学びがあり、人として成長をもたらします。失敗を恐れるより、様々な事に広く興味・関心を持ち行動することが大切であり、新たなステージに立つためには、失敗も含めた多くの経験を積むことが必要なのです。今、それができている人は、恐らくこのことを実感していると思います。今までできていなかったと感じている人は、遅くはありません。土台はできているのですから、行動を起こしてください。行動すれば必ず何か気付くことがあります。視野が広まり考え方にも変化が現れます。人間関係も広がりを見せてくることでしょう。経験値を増やせば周辺環境にも変化が出てきます。この積み重ねによって、社会を牽引する力が身に付いてくると思います。
 卒業生の皆さんは、本日から前橋高校OBとなります。先輩OBの方々には、県内はもとより国内外の各界、各方面においてトップリーダーとして活躍している方が大勢います。皆さんにもその下地はできました。人との関わりを大切にし、思いやりの心を持ち、知恵を働かせ、創造性あふれる生き方をしてほしいと願っています。自信をもって世の中を支える人材になるよう成長してほしいと思います。
 保護者の皆様には、三年間にわたり本校の教育活動に多大な御理解と御協力をいただきましたこと、厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。本日をもって御子息は卒業いたしますが、今後も前橋高校へのご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 結びに、卒業生の皆さんの洋々たる前途に幸多かれとお祈りし、式辞といたします。

 令和三年三月一日
群馬県立前橋高等学校    
校長   二渡 諭司            
 

歴代校長

第 1代内 藤 耻 叟明治14年 2月~ 明治16年 9月
第 2代大 島 貞 益明治17年 3月~ 明治20年 3月
第 3代岩 島 匡 徴明治20年12月~ 明治25年 3月
第 4代大 石 保 吉明治25年 3月~ 明治26年 2月
第 5代山 本 宜 喚明治26年 2月~ 明治27年 2月
第 6代沢 柳 政太郎明治28年 2月~ 明治30年 4月
第 7代鈴 木 券太郎明治30年 5月~ 明治33年 2月
第 8代岡   元 輔明治33年 5月~ 明治40年 3月
第 9代平 野 象 一明治40年 4月~ 明治42年 2月
第10代秋 山 恒太郎明治42年 2月~ 明治44年 7月
第11代福 井 彦次郎明治44年 7月~ 大正 2年 2月
第12代成 富 信 敬大正 2年 2月~ 大正 7年 4月
第13代桜 田 広 利大正 7年 4月~ 大正14年 3月
第14代松 下 雅 雄大正14年 6月~ 昭和10年 8月
第15代湯 沢 徳 治昭和10年 8月~ 昭和16年10月
第16代柏 木 広 吉昭和17年 1月~ 昭和21年 3月
第17代中 村 武 雄昭和21年 3月~ 昭和24年 8月
第18代大 村 武 男昭和24年 8月~ 昭和30年 3月
第19代野 村 吉之助昭和30年 4月~ 昭和39年 3月
第20代持 丸 理喜男昭和39年 4月~ 昭和44年 3月
第21代小 島 俊 作昭和44年 4月~ 昭和46年 3月
第22代竹 園   一昭和46年 4月~ 昭和51年 3月
第23代岡 本 倉 造昭和51年 4月~ 昭和54年 3月
第24代藤 生 宣 明昭和54年 4月~ 昭和57年 3月
第25代石 井 信 市昭和57年 4月~ 昭和60年 3月
第26代網 中 正 昭昭和60年 4月~ 平成 2年 3月
第27代清 水 健 二平成 2年 4月~ 平成 4年 3月
第28代由 良   智平成 4年 4月~ 平成 7年 3月
第29代樽 井   哲平成 7年 4月~ 平成10年 3月
第30代田 村   功平成10年 4月~ 平成12年 3月
第31代中 山   傑平成12年 4月~ 平成14年 3月
第32代本 多 嘉 実平成14年 4月~ 平成16年 3月
第33代坂 爪 睦 郎平成16年 4月~ 平成18年 3月
第34代野 村 直 正平成18年 4月~ 平成22年 3月
第35代吉 野   勉平成22年 4月~ 平成24年 3月
第36代小笠原 祐 治平成24年 4月~ 平成27年 3月
第37代鵜生川 隆 之平成27年 4月~ 平成29年 3月
第38代大 栗 勇 一平成29年 4月~ 令和 2年 3月
二 渡 諭 司令和 2年 4月~ 現在