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 (since 18.June.2018)

学校長より

社会のリーダーとなる人材の育成を目指して

 本校は、1877年(明治10年)に創立され、今年で143年目を迎えます。卒業生総数は、約3万5千名を数え、各界で活躍しています。各学年7クラスの合計21クラス、838名の生徒が学んでいます。

 校訓である「質実剛健」、「気宇雄大」の精神を常に念頭に置き、社会のリ-ダ-となる人材の育成を目指し、学業はもとより、部活動や学校行事に積極的に取り組んでいます。
 現在、文部科学省からSSH(ス-パ-サイエンスハイスク-ル)の指定を受け、長い歴史の中で作り上げてきた独自の教育システムとSSHの新たなシステムをバランスよく融合させ、将来の国際的な科学技術人材の育成にも当たっています。

 前橋高校では、心身ともに逞しく、夢・理想を追い求める「前高(まえたか)」生を力強く応援しています。

校長 二渡 諭司

 

入学式式辞

令和2年度入学式 式辞

 本日ここに、同窓会、PTA、母の会の各会長様をはじめとするご来賓の方々、並びに多くの保護者の皆様をお迎えし、令和二年度群馬県立前橋高等学校の入学式を挙行できますことを、本校の教職員を代表いたしまして、厚く御礼申し上げます。

 ただいま、入学を許可いたしました二百八十名の皆さん、入学おめでとうございます。そして今日まで、新入生を様々な面で支えてこられた保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。

 本校は、明治十年に第十七番中学利根川学校として開校し、今年で創立百四十三年を迎える県下で最も長い歴史を持つ伝統校です。卒業生は、三万五千名を超え、県内はもとより、国内外の各界、各方面において、トップリーダーとして活躍しています。「質実剛健」「気宇雄大」の校訓のもと、学習面においても部活動においても県内はもとより全国に誇れる拠点校としての地位を不動のものにしてまいりました。このような本校の歴史の一ページに皆さんの入学が刻まれたわけです。皆さんは、自らの意思で本校を志願し、選抜試験を突破して、本日こうして本校で学ぶことを許可されました。入学できたことを喜びとしつつも、選ばれて入学したことの責任を自覚し、「前高健児」として、たくましく、そして誠実に、志を持って、本校の生活に臨み、将来、日本や世界をリードする人材として成長することを期待しています。

 さて、前高での三年間のスタートにあたり、本校が皆さんに期待していることをお話しします。それは、授業と部活動、学校行事、その他広く校外での活動にも目を向けて、様々なことに全力で取り組んでほしいということです。皆さんは、おそらく全員が大学進学を希望していることと思います。皆さんの希望する進路を実現させることは本校において最も大切な柱です。大学受験には真正面から全力で取り組んでほしいと思います。私たち教職員も全力で応援します。しかし、大学に合格することだけが高校生活の全てではありません。本校の教育目標の第一項には「理想を追求し、未来を切り開くために、着実に努力する姿勢を育む」とあります。そのためには、幅広い知識や教養を身につけることはもちろんですが、授業や部活動、学校行事その他の活動に積極的に参加する中で、自然や文化を尊重する豊かな心を育みながら社会性を学んだり、健やかな身体を養ったりすることも欠かせません。何事にも全力で取り組むことにより、知・徳・体のバランスの取れた「生きる力」を育むことが大切です。

 三年後の卒業を迎えるとき、皆さんが前高に入学して良かったと思うためには、充実感を持って振り返ることが出来る高校生活が不可欠です。けっしてだらだらと過ごす生活や、そのときだけが楽しければ良いという生活ではないはずです。目標や目的が叶えられたことのみではなく、叶えられなくても自分は全力を出し切れた、やれるだけのことはやった、人間的に成長できたと思えることが大切です。そのためにも毎日学校に来ることが真の意味で楽しいと感じられる生き生きとした高校生活を送ってほしいと思います。そして、これからの皆さんに期待されるであろう答えのない様々な課題や壁にぶつかっても、へこたれずに解決しようとする力や局面打開のためのしなやかな発想力を身につけてほしいと思います。現在、新型コロナウィルスへの対応は喫緊の課題ですが、各方面の専門家がなんとか知恵を出し合ってこの局面を乗り越えようとしています。そう遠くない時期に収束に向かい、日常生活を取り戻せるに違いないでしょう。今後も今まで経験したことのないような事態が我々人類に降りかかることがあるでしょう。その時、課題の解決をリードする主役は、今、正にここにいる皆さんであると言っても過言ではありません。新入生の皆さんが、「前高生」として自信と誇りを持ち、前橋高校での生活に闘志を抱き、一人一人の夢に向かって、自ら磨き、鍛え、成長していくことができるよう祈念しています。

 結びに、ご来賓並びに保護者の皆様に、本校の教育活動に対する特段のご支援・ご協力をお願い申し上げ、式辞といたします。

 令和二年四月八日       
群馬県立前橋高等学校   
 校長 二 渡 諭 司  
 

卒業式式辞

平成31年度卒業式 式辞

 ここ前橋の地にも春の訪れが感じられる今日の佳き日、群馬県立前橋高等学校第七十二回卒業証書授与式を挙行するに当たり、ご来賓の方々のご臨席と、保護者の皆様のご列席を賜りましたことを、まずははじめに厚く御礼申し上げます。

 ただ今、卒業証書を受けた三百十四名の皆さん、卒業本当におめでとう。心より祝福します。

 この日を迎えられたことは、三年間に亘る努力の結果であるとともに、御家族の限りない愛情と心の支えがあったればこそであります。卒業という一つの区切りで、御家族に対する感謝の気持ちを言葉や行動で表していただきたいと思います。

 皆さんが、前橋高校の門をくぐったあの日から、早三年が過ぎようとしています。今、皆さんの胸には、三年間のいろいろな思い出がよぎっていることでしょう。希望に燃えて迎えた入学式、クラスや部活動での何気ない友人との会話、朝早くから、夜遅くまで悪戦苦闘した勉学のこと、熱く燃えた定期戦や蛟龍祭、修学旅行など。前高での出会いと思い出は、皆さんの一生の宝物です。

 さて、これから大学生活や社会人としての生活を送ることになる皆さんの新たな門出にあたり、今後の生き方の参考として、一点だけ述べさせてもらいます。

 それは、「「袖振り合うも多生の縁」という諺が意味するように、出会いを大切にして、助言・助力を誠実に受けよ。」ということです。このことが、今後皆さん一人一人にとって成長できるかどうかの分岐点にもなると思うからです。

 例を挙げると、定時制高校で教えていた大村智さんは、生徒の鉛筆を握る手の指に工場の油がこびりついているのを見て、自分も学び直そうと思ったそうです。そして、大学時代の恩師から紹介された東京教育大学教授の研究室に出入りするうちに、本格的に化学の研究をしたいと思い、さらに東京理科大学の教授を紹介され、同大学の大学院生として、その指導を受けるようになりました。こうして、出会った人々の助言・助力で研究者の道に進むことができたそうです。

 その後、研究者としての実績も挙げて、博士号もとり助教授に昇進後、アメリカの大学教授からの誘いで留学した大学で、高名な研究者たちと交流でき、あるハ-バ-ド大学教授と出会い、共同研究の誘いや、その仲介で医薬品会社からの研究費提供も受けられるようになりました。正に出会いです。こうして、ノ-ベル賞への道も開けた訳です。

 大村教授は、成功の秘訣を問われ、「出会いを大事にすることだ。付き合いを大事にする人と、しない人では大きな差がでる。「袖振り合う縁も生かす人が成功する」」と述べています。大村教授の出会いを大切する姿勢とともに、「自分はもっと何かをしたい・しなければならない」という強い思い、つまり志を持ち続けたことが重要だったとも思います。皆さんも、この例を参考に出会いを大切にしてください。

 皆さんは、今日から前橋高校の卒業生であります。「気宇雄大」の校訓の如く、いつまでも志を高く掲げ、夢に向かって元気に羽ばたいてください。「三兎を追う」、学習・部活動・学校行事の全てに頑張るという前橋高校の教育は、皆さんが将来社会人となり、その中心となって活躍できる下地を十分に鍛えています。人生のどこかで急にアクセルを深く踏み込むべき時期が来た時、その試練を乗り越える力は十分育っていると思います。激動の時代を逞しく、太く、強く生きていって欲しいと願っています。

 次に、御列席いただきました卒業生の保護者の皆様に心からお祝いを申し上げます。今までご子息の成長のために、骨身を惜しまず育ててこられたと思いますが、そのご努力に対しまして深く敬意を表します。皆様には、三年間に渡り、本校の教育活動推進のために暖かい御支援と多大なるご協力を賜りましたこと、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。また、ご多用の中、ご臨席いただきましたご来賓の方々におかれましては、これまでお寄せいただきました本校への御支援御協力に心より感謝申し上げます。

 結びに、卒業生の皆さんが所属した学年集団を中心になって主導した学年主任の武田先生をはじめ三学年団の各先生、そして本校の全ての教職員を代表して、三百十四名の皆さん一人一人が、それぞれの世界に向けて力強く旅立ち、その前途が洋々たることを祈念して、式辞といたします。

   令和二年三月二日
群馬県立前橋高等学校長            
大 栗 勇 一       
 

歴代校長

第 1代内 藤 耻 叟明治14年 2月~ 明治16年 9月
第 2代大 島 貞 益明治17年 3月~ 明治20年 3月
第 3代岩 島 匡 徴明治20年12月~ 明治25年 3月
第 4代大 石 保 吉明治25年 3月~ 明治26年 2月
第 5代山 本 宜 喚明治26年 2月~ 明治27年 2月
第 6代沢 柳 政太郎明治28年 2月~ 明治30年 4月
第 7代鈴 木 券太郎明治30年 5月~ 明治33年 2月
第 8代岡   元 輔明治33年 5月~ 明治40年 3月
第 9代平 野 象 一明治40年 4月~ 明治42年 2月
第10代秋 山 恒太郎明治42年 2月~ 明治44年 7月
第11代福 井 彦次郎明治44年 7月~ 大正 2年 2月
第12代成 富 信 敬大正 2年 2月~ 大正 7年 4月
第13代桜 田 広 利大正 7年 4月~ 大正14年 3月
第14代松 下 雅 雄大正14年 6月~ 昭和10年 8月
第15代湯 沢 徳 治昭和10年 8月~ 昭和16年10月
第16代柏 木 広 吉昭和17年 1月~ 昭和21年 3月
第17代中 村 武 雄昭和21年 3月~ 昭和24年 8月
第18代大 村 武 男昭和24年 8月~ 昭和30年 3月
第19代野 村 吉之助昭和30年 4月~ 昭和39年 3月
第20代持 丸 理喜男昭和39年 4月~ 昭和44年 3月
第21代小 島 俊 作昭和44年 4月~ 昭和46年 3月
第22代竹 園   一昭和46年 4月~ 昭和51年 3月
第23代岡 本 倉 造昭和51年 4月~ 昭和54年 3月
第24代藤 生 宣 明昭和54年 4月~ 昭和57年 3月
第25代石 井 信 市昭和57年 4月~ 昭和60年 3月
第26代網 中 正 昭昭和60年 4月~ 平成 2年 3月
第27代清 水 健 二平成 2年 4月~ 平成 4年 3月
第28代由 良   智平成 4年 4月~ 平成 7年 3月
第29代樽 井   哲平成 7年 4月~ 平成10年 3月
第30代田 村   功平成10年 4月~ 平成12年 3月
第31代中 山   傑平成12年 4月~ 平成14年 3月
第32代本 多 嘉 実平成14年 4月~ 平成16年 3月
第33代坂 爪 睦 郎平成16年 4月~ 平成18年 3月
第34代野 村 直 正平成18年 4月~ 平成22年 3月
第35代吉 野   勉平成22年 4月~ 平成24年 3月
第36代小笠原 祐 治平成24年 4月~ 平成27年 3月
第37代鵜生川 隆 之平成27年 4月~ 平成29年 3月
第38代大 栗 勇 一平成29年 4月~ 令和 2年 3月
二 渡 諭 司令和 2年 4月~ 現在